毎日新聞に掲載されました。
西宮能楽堂 本格始動 地域の文化芸術振興に
阪神間の能楽の拠点にと、昨年末に誕生した西宮能楽堂(兵庫県西宮市鳴尾町)が、今月から本格始動した。
能楽堂は3階建てビルの2階で、約120席。文化芸術の振興、地域社会の発展、国際的理解の促進などを目的に2014年に発足した一般財団法人「日本伝統芸術文化財団」が管理・運営する。日舞、演芸など他分野の催しにも貸し出す予定。
まずは毎月テーマを決め、初心者向けの能の公演を主催する。2月3日は「鬼は外、福は内」。財団の代表理事を務める地元のシテ方観世流、梅若基徳による半能「土蜘蛛(ぐも)」、囃子(はやし)や謡のワークショップなど。午後2時、4時半(2時の部は完売)。3000円、中学生以下1000円。西宮能楽堂(0798・48・5570、午前10時~午後5時)。続く3月3日には「ひな祭り」をテーマにした公演を予定している。【畑律江】
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