義経の武勇伝 「屋島 弓流 那須」

11月9日(土)14時 特別公演 今回使用の能面「平太」は、おそらく明治維新の動乱で、どこかの藩が泣く泣く手放し、海外に流れたものの一つと考えられる逸品で、ロンドンのオークションにて競り落とされ、約150年ぶりに日本に「里帰り」したものです。

海外生活が長かったですが、さぞかし能面も母国に帰り、舞台に立てる事を喜んでくれると思います。この貴重なこの機会を、是非とも見届けてくださいませ!


解説 梅若基徳

能「屋島 弓流 那須」

前 漁翁 

後 源義経 梅若基徳

漁夫 梅若雄一郎

旅僧 廣谷和夫

屋島の浦人 善竹隆司

笛 斉藤敦 小鼓 古田知英 大鼓 守家由訓

後見 梅若猶義 大西礼久

地謡 吉井基晴 上田大介 寺澤幸祐 井戸良祐 上野朝彦 上野雄介


解説

旅の僧が四国屋島浦で出会った老翁は、源平合戦の様子を物語り、そして源義経の霊であることを仄めかし姿を消します。その夜、僧の夢枕に義経の幽霊が現れ、身の危険を顧みずに海へ落とした弓を取り戻した過去を語り、名誉を惜しむ自らの信念を語ります。その後、死してなお続く戦いの日々を見せ、春風の吹く浦の景色だけが残されるのでした。

また、今回使用の能面は、明治維新の動乱で藩が手放し、海外に流れたものと考えられる逸品で、ロンドンのオークションにて、約150年ぶりに日本に「里帰り」したものです。

能面も喜んでくれると思います。

貴重なこの機会を、是非とも見届けてくださいませ!

西宮能楽堂

0798-48-5570

指定席8000円

自由席7000円


西宮能楽堂

0798-48-5570

https://museum-462.business.site/

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