令和三年 西宮能楽堂 主催公演

観るだけではなく 参加して楽しむ能楽公演

西宮能楽堂 主催公演




2022年1月9日(日)14時始 新春特別公演 能「土蜘蛛」〜源氏の台頭


- 解説 & 謡と型のワークショップ - 囃子のワークショップ

- 能「土蜘蛛」

源頼光が土蜘蛛退治に使った「膝丸」を「蜘 蛛切」と改めたと「語」の中にもありますが、 これは源氏に代々宝刀として受け継がれた刀の 一つで、代を重ねる中でその名を変えていきま した。その後、伝説の刀剣はどのようになった のか。病床の源頼光の元へ、胡蝶が見舞いに来 ます。そこへ怪僧が現れ、いきなり頼光に蜘蛛 の糸を投げかけます。頼光が枕元の太刀を抜い て斬りかかると、その怪僧は姿を消します。駆 け付けた独武者に頼光は一部始終を語り、独武 者は流れた血を追って葛城山の古塚を見つけま す。塚を崩すと中から土蜘蛛が現れ奮戦します が、ついに斬り伏せられます。

能 「 土 蜘 蛛 ( つ ち ぐ も )」

前僧 

梅若 基徳

後 土蜘蛛ノ精

頼光 

寺澤 幸祐

胡蝶

梅若 雄一郎

独武者

江崎 欽次朗

従者

江崎 太朗

独武者ノ下人

善竹 隆平

赤井 要佑

小鼓

上田 敦史

大鼓

山本 寿弥

太鼓

上田 慎也

後見

梅若 猶義

立花 香寿子

地謡

井戸 良祐

山中 雅志

上野 朝彦

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2022年2月5日(土)14時始 落語と能〜に二芸の繋がりを紐解いて〜三代目柱春蝶


2022年2月5日(土)14時始 落語と能〜に二芸の繋がりを紐解いて〜三代目柱春蝶


- 落語「やかん」

- トーク「船弁慶」にみる落語と能 - 仕舞「船弁慶」

- 落語「船弁慶」

落 語 家 ・ 桂 春 蝶 と 能 楽 師 ・ 梅 若 基 徳 が 、『 船 弁 慶 』 をテーマにトークと共に落語と能を上演します。 桂春蝶は父、二代目桂春蝶亡き後、落語家に なることを決意。三代目桂春団治に入門、初舞 台は「二代目桂春蝶追善興行」。2009年、なにわ 芸術祭審査員特別賞受賞、同年、三代目桂春蝶 襲名披露公演を松竹座、南座を皮切りに全国各 地にて開催。13 年、咲くやこの花賞大衆芸能部 門受賞。16 年、G2脚本演出「天空の恋~谷崎と 猫と三人の女~」にて松子役の女優・島田歌穂を 相手に谷崎潤一郎役を演じ役者としても活躍。 近年「桂春蝶の落語で伝えたい想い」をシリーズ 化し新作落語も次々と発表し、人情噺(ばなし) の古典から新作までこなし、明るく華のある芸 風で人気を博しています。 能楽師・梅若基徳は関西を中心に国内外の公 演に多数出演。14 年、米・メイフラワー号の奇跡 を 題 材 に 新 曲『 五 月 花 』を 創 作 し「 ロ サ ン ゼ ル ス 名 誉市民」を拝受。創作能のほか他ジャンルとのコ ラボレーション舞台も積極的に模索、世界に通 じ る 演 劇「 能 楽 」を 目 指 し て い ま す 。

落語「やかん」落語家 桂 春蝶

トーク「船弁慶」にみる落語と能

落語家 桂 春蝶

能楽師 梅若 基徳

仕舞「船弁慶」能楽師 梅若 基徳

落語「船弁慶」落語家 桂 春蝶



2022年3月6日(日)14時始 茂山忠三郎狂言会「山伏づくし」

- おはなし

- 狂言「梟」

- 狂言「禰宜山伏」

子どもから大人まで楽しめる狂言。山伏が登場 す る 演 目 を 集 め 、動 物 の 梟 の「 ホ ホ ン 」と い う 鳴 き 声が印象的で人から人へと広がっていくさまが 面 白 い「 梟 」と 、気 弱 な 禰 宜 と 傲 慢 な 山 伏 の 競 い 合 いに子方の大黒様がユーモラスな「禰宜山伏」を 上演します。

2015 年に五世茂山忠三郎襲名。四世忠三郎に 師事し 4 歳で初舞台、「釣狐」「花子」「三番三」な ど披き曲を多数演じる。京都橘大学客員教授、京 都 芸 術 大 学 講 師 。「 禰 宜 山 伏 」 で は 大 黒 様 演 じ る 子 方・茂山緑里と親子で共演します。 思わずクスっと笑いがこみ上げる狂言舞台を お楽しみに!

おはなし

大蔵流狂言方 茂山 忠三郎

狂 言「 梟( ふくろう)」

シテ 法印 山口 耕道

アド兄 岡村 宏懇 アド弟 茂山 良倫

狂言「禰宜山伏(ねぎやまぶし)」

シテ 山伏 茂山 忠三郎

アド 禰宜 小斉平 真路

アド 茶屋 山本 善之

子方 大黒 茂山 緑里



※ 新型コロナ感染拡大及び自然災害等予測不能な由により、公演を中止又は 延期とさせていただくことがあります。何卒ご了承ください。



日本伝統芸術文化財団

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