2019年度 西宮能楽堂 主催公演
4月7日 5月11日 6月9日
観るだけでなく 参加して 楽しむ 能楽公演
4月 7日(日)14時開演
「祥瑞の兆し」能「羽衣」
- 解説 梅若基徳-
囃子のワークショップ
「笛の魅力」斉藤敦-
謡と型のワークショップ
梅若基徳
能「羽衣」
天女 梅若猶義
白龍 原大
笛 斉藤敦
小鼓 上田敦史
大鼓 森山泰幸
太鼓 中田弘美
後見 梅若基徳 梅若雄一郎
地謡 大西礼久 寺澤幸祐 上野朝彦
羽衣(はごろも)
三保の松原に住む漁師白龍は釣りに出掛けると、美しい衣を見つけます。持ち帰ろうとすると天女が現れ、それがないと帰れないと悲しみますが白龍は返しません。天女は舞を見せるので返してほしいと頼むと、白龍は疑いますが、天女の言葉に心を動かされ、衣を返します。 羽衣を着た天女は、月宮の様子を表す舞い見 せ、人々に恵みを与え、やがて富士山へ舞い上 がり、霞にまぎれて消えていきました。
体験講座
①12:15-12:45 ②12:45-13:15
①能面付体験 ②「高砂」謡体験
能楽師とティートーク
(公演後開催) 要予約(ドリンク付)
後援会会員 1500 円(1 回目無料)、
一般 2000 円
5月11日(土)14時開演
「笑いの原点」
狂言「昆布売」「察化」
解説・狂言ワークショップ
島田洋海
狂言「昆布売」
大名 茂山あきら
昆布売り 松本薫
後見 増田浩紀
狂言「察化」
太郎冠者 茂山千三郎
すっぱ 丸石やすし
主人 島田洋海
後見 増田浩紀
昆布売(こぶうり)
召使いを連れずに外出した大名。行きずりの若 狭の昆布売を刀で脅し、自分の太刀を持たせます。 面白くない昆布売は、男が油断したすきに太刀を抜いて逆に脅し、昆布を男に押し付けて...。 下剋上的な展開で立場が逆転し、昆布を売る大名の滑稽さを楽しめる作品です。
察化(さっか)
主は都の伯父に連歌の会の宗匠を頼もうと、太 郎冠者を使いに出します。しかし、伯父の顔を知らない太郎冠者は、すっぱ(詐欺師)を伯父だと思い 込み連れ帰ってしまいます。驚いた主は、穏便に追い返すため、自分の振る舞いを真似るように太郎冠者に命じますが...。すっぱをどうするのか、太郎冠者の取り違えが面白い作品です。
体験講座は開催しておりません。
6月 9日(日)14時開演
「上賀茂と下鴨・葵祭」
-解説 梅若基徳
- 囃子のワークショップ
「小鼓の魅力」上田敦史
- 謡と型のワークショップ
梅若基徳
半能「賀茂」
別雷神 上田大介
天女 上田嶺貴
笛 貞光智宣
小鼓 上田敦史
大鼓 渡部論
太鼓 中田弘美
後見 梅若猶義
地謡 梅若基徳 笠田祐樹
上野雄介 梅若雄一郎
賀茂(かも)
下鴨神社の夜、神々しい気配が糺の森を覆うと、この神域の祭神 御祖明神が眼前に現れます。女神はこの世に生きる人々へ神の恵みを施し、賀茂の山並みの緑の中で優雅に舞を舞い、袖を水にひたして戯れます。するとそこへ雷鳴が轟き、辺りが震動すると上賀茂の別雷神がこの地へと来臨します。雷神は天空を自在に飛び廻り、神の威光を顕示します。やがて神徳を見せた御祖明神は、社の方へと帰って行くと雷神はそれを見届け、雨雲を押し分け天高く昇っていきます。
体験講座
①12:15-12:45 ②12:45-13:15
① 囃子(太鼓)体験 ②「高砂」謡体験
[チケット・お申し込み]
指定席:4000 円
自由席:3500 円
体験講座:500 円(各回)
○お申し込みは、お電話にて承ります。(電話受付時間 10:00 ~ 17:00)
○中学生以下のご参加はお知らせください。 (未就学児のご入場はご遠慮申し上げます。)
○体験講座は、主催公演ご参加の方が特別に受講 できる講座です。
TEL: 0798-48-5570
FAX : 0798-48-5571
MAIL: nishinomiyanohgakudo@gmail.com
ご案内
1階入口にて履物を脱ぎ、階段にて二階へ上がって頂きます。 (エレベーターは完備しておりません。安全上、電動車椅子等でのご入場はお断りしております。予めご了承下さい。)
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